SBI北尾社長は本当にサトシナカモトと会ったのか?
北尾さんを叩く際の材料として散見される『北尾はサトシナカモトと会ったなどと法螺を吹いた』という言説が本当なのかを確認して見たいと思います。
そもそも本当にそんな発言をしたのか?
結論から言うと、彼は事実としてサトシナカモトと会談したと発言しています。
しかし「サトシナカモトと会談した!」なんて、「ネッシーを見つけた!」と言ってるのと対して変わりませんw なので彼がどんな文脈の中でそんな発言をしたのか、そこを確認して見ましょう。
問題の発言は1:29:21からになります。
ナカモト・サトシさんと会って議論する機会がありました。
この人はブロックチェーンの、ビットコインのInventorだと思う。大金持ちで今は40人位のPh.Dを持ってる人達を使いながら、次々と仮想通貨の世界を大きくすることをやっている。
と言った発言をされています。なので発言された事自体は揺るぎない事実です。「SBIは強固なシステムを構築すべく活動している」と言う主張の真実味を高めるための事実として提示したようですね。
相手が仮想通貨に明るくなければ、「へ〜北尾さんはビットコインの開発者とも接点があるんだなぁ。」と感心する可能性もあります。そうすると、詳しい話は分からなくても何となく「SBIでなら仮想通貨やっても大丈夫そうだなぁ」みたいな思いに繋がる事も期待できます。なので、ハロー効果を期待したちょっとした発言だったのかもしれません。
本物のサトシナカモトとだったのはともかくとして、サトシナカモトだと言われる人、もしくはそう自称する人と北尾氏が会談したことは事実だと思って良いと思います。そうでなければただの詐欺師になってしまうので、流石にそれはないと思います。
この発言に関して調べて行くと、彼が会ったのはサトシナカモトを自称する者達の一人である、Craig Wright氏ではないか?と言った言説に行き当たります。ただ私個人としては、彼がサトシを自称する者のうちの誰と会ったのか?という点は重要ではないと思うので、この点に関しては本ブログでは触れません。
彼のこの発言に対して詳しく解説し見解を出している、ビットコイン2020年500万円説というブログもあるので気になる方は参考にして見てください。
誰でもそんなところはあるんでしょうが、「嘘では無いが正確に事実を述べている訳では無い」、要するに小さな真実を嘘のベールで盛るような発言を北尾氏はする、という事実がこの件で得る事が出来た一番重要な事実では無いでしょうか。
CCに対して苛烈な批判をしていらっしゃいましたが、まぁこれも話半分くらいに聞いておいて良いのではと個人的には思っておりますwではこれくらいで...。このような駄文に最後までお付き合い頂き有難うございましたm(_ _)m