森林に関する国際学生NPO団体に加入している話
こんにちは。瀬潟です。たまには「森林科学を学ぶ大学院生」というプロフィールらしい投稿をしてみようと思います。
瀬潟はIFSAと呼ばれるNPO団体に加入しています。IFSAはInternational Forestry Students' Associationの略称で、世界中の森林科学専攻の学生が連携し、学習・交流の機会を持つことを目的に活動を行っています。
10,000人を超える学生が団体の運営に関わっています。イベント運営の責任者、広報担当者、スポンサー確保、資金管理など多くの学生がともに協力して団体運営を行っています。
40以上の国と地域に90以上の支部組織があり、各組織が主体的に活動を行っています。団体の本部はドイツのUniversity of Freiburg(フライブルク大学)に置かれています。設立された1973年以来、40年以上にわたって活動を続けています。支部組織は大学ごとに1つ設置されることが基本になっています。例えば日本では北海道大学と京都大学にIFSAの支部組織が設置されています。
本団体の活動目的は世界中の森林科学専攻の学生に対し、学習と交流の機会を提供することです。具体的には3つの目的を掲げています。1つ目に、森林科学を学ぶ学生を国内のみならず世界と繋ぐことです。2つ目に、学生を世界中の森林環境系の団体とつなぐことです。3つ目に、学生を世界の各種団体とつなぐことによって、学生の声を政策に反映させる、すなわち政策決定や意思決定に参画することです。
そのための活動として、交流イベントや学術会議の開催をIFSAが中心となり、各種パートナーと協力しながら行っています。
私も某大学の支部組織の一員として、IFSAの会合に何度も出席しています。普段大学で学んでいるとどうしても国内の事案や特定の人と関わるので視野が狭くなってしまいがちですが、本来森林は世界中にフィールドがあり、広大な視野が必要な分野です。イベントや学術会議への参加を通して、他国の森林専攻の学生と交流したり、森林に関する最新の知見を獲得できることは大きな刺激になっています。
普段森林について考えることは少ないかと思いますが、ぜひこれを機に森林や林業について少しでも思いを馳せてくれたらとてもうれしいです。
お付き合いくださりありがとうございました。
このような記事は貴重と思いますので続けてください。応援しています。私には植物学の研究をされていたFacebook友だちがいます。先日、Steemit のCEOの @ned 氏がソウル大学に行って講演されたようですけど、日本もアカデミックの人々がSteemit で活発に発言してくださるのを期待しています。
Olyaさん コメントどうもありがとうございます!
私の記事を見てくれている方がいるというのは続けるモチベーションになります。
ご友人が植物学の研究者なのですね。私は森林というより大きなフィールドが研究対象ですが、同じ生物系・植物系として親近感を感じます。
これからも自分のペースでSteemit続けていこうと思うので、ぜひお時間があるときに記事を見ていただけたら嬉しいです。