あと4日で始まるCOMSAのICOに参加しようと人へ警告
どうも節穴です。
今回は、あと4日で始まるICO案件、COMSAについて話していこうと思います。
というのも、COMSAは紹介アフィリエイトシステムがあるので、日本のブロガーやツイッタラーたちがやたら宣伝しています。
何十万つぎ込むとか、何百万つぎ込むとかそういう情報が飛び交っているので混乱しがちです。
しかし、ホワイトペーパーをよく読むとこのICOだいぶ穴があるというか、異常なまでに運営が有利なシステムで成り立っています。
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1、ICOの発行額の半分がなぜか運営が持っていく
例えば私が、100万円分のCOMSAを購入したとします。
すると、100万円分のCOMSAが購入分とはべつに新たに発行されます。
この新たに発行される謎のCOMSAは、
50%が運営に、40%がICO協議会という謎の組織に、10%がアフィリエイターに支払われます。
2chとかでは、「買った瞬間に価値が半減する」なんて言われていますね。
「実際はそんな単純じゃなくて~」と語りたいところですが実際に理論上は思いっきり価値が半減します。
COMSAの運営からすれば、実態のないCOMSAというトークンを売るだけで何十億も儲けることができ、しかも更にそれと同額のCOMSAトークンを意味もなく発行して保有することができるというウハウハ状態なわけです。
正直なぜここまで露骨に運営優位なシステムにしたのか不明です。
2、発行上限額がない
なんとCOMSAのトークンセール、発行上限額がないのです。普通は、発行に上限をつけて、トークンの価値を上げますよね。
けど、COMSAの場合はそれがありません。
企業で言えば、普通は必要な分だけ資本金を計上してそのぶんだけ出資を求めるはずです。
COMSAの場合は「有り金全部よこせ!!!!」てな感じなわけです。
まぁ強いてCOMSAを擁護するのであれば、COMSAというのはICOというよりも、むしろCOMSAプラットフォーム内における通貨なので、「通貨として使えるんだから別にいいじゃん」という発想なのですかね。
3、いくらでも増資ができる
2の時点でトークンセールの際に発行上限がないわけですが、一応10月に始まるトークンセールが終わると、新たなCOMSAを発行することはありません。
しかし、トークンセール自体はこれからも実施される可能性があることを、運営は示唆しています。
要は、「トークンセールが終わったら新しいCOMSAを発行しない(二度目のトークンセールをやらないとは言っていない)」という状態であるわけです。
つまり、事実上、COMSAというのは希少価値が担保されていないわけです。だっていくらでも増やせるんだもん。
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まぁ、ここらへんの理由から、正直COMSAはあんまりお勧めできませんかね。
COMSAがにぎわってプラットフォームとして盛り上がってCOMSAトークンの需要が増えたところで、運営が新たにトークンセールを実施したら価値が下がることだってありますからね。
運営側としても、意味もなく新規参入者に冷たく当たる必要はないし、新しいトークンを発行したら運営はビットコインを貰えるわけで、正直今回のトークンセールで買う意味が見当たりません。
同じICOプラットフォームとしては普通に株式市場に上場することが決まったKICKICOの方が市場を席巻するんじゃないかと思いますね。
COMSAよりも何歩も先を言っていますし、ホワイトペーパーを読む限りよっぽど良心的ですから。
STEEMITとALISを比較してもやはりSTEEMITの方に分があると思いますし、
ICO関連の国産勢でまともにオリジナルに勝てるサービスはあるのでしょうかね。
ちなみに、ZAIFの運営自体、もともとアダルトサイトを運営していた会社だかなんかが母体らしいですね。
そこまで信頼を置けるサービスかというと疑問は残ります。