Nano WalletでNEMを学ぼう (準備編)
こんばんは。daokasweepです。
8月頭のテックビューロ社の発表を受けて、NEMがうなぎ登りになっていますね!
そんなNEMですが、いったい何がすごいのか、何ができるのかって、実はあんまり理解されていないような気がします。
そこで、NEM公式のウォレットであるNano Walletを使って、NEMでどんなことができるのか学んでいこうと思います!
Nano Walletの入手方法・セットアップ方法
以前書いた NEMのハーベストをはじめよう のStep1、Step2を参考にして入手・セットアップしてください。
ただし、今回はTestnetを使用していろいろ試してみようと思うので、「ネットワークを選択してください」の項目はTestnetを選択するようにしてください。(下記キャプチャ参照)
なお、次回以降説明しますがマルチシグの検証をするので、Testnetのアカウントは4つ用意してください。
Testnetとは?
その名の通り、NEMのテスト用のネットワークとなります。Mainnetと異なり金銭的価値がないネットワークとなります。Nano Walletの使い方の練習やNEMのブロックチェーンを使ったアプリケーションの開発・検証のために開かれているネットワークとなります。
Testnet用のXEMの入手方法
通常のMainnet用のXEMはZaifやcoincheckから仕入れればよいのですが、Testnetでは使用することができません。
Testnet用のXEMはTestnet用のfaucet(蛇口)があるのでそこから分けてもらいます。
Testnet用のfaucetは以下の様なものがあります。
上記サイトには、自分のアドレスを入力する欄があるので、そこに先ほど作ったNano Walletのアカウントのアドレスを入力しましょう。(※Nano Walletのアカウントに紐付くアドレスの確認方法は下記キャプチャ参照)
Testnet用のNEMは金銭的価値がないため費用はかかりませんが、それでもfaucetにあるXEMの量には限りがあるので、必要がなくなったら、上記サイトに戻してあげましょう。
Nano Walletでできること
Nano Walletをセットアップし、ログインしてからサービスをタップすると上記キャプチャの様にNano Walletでできる機能の一覧が載っています。
鍵となる機能としては以下の様なものが考えられます。
- マルチシグ・マルチユーザアカウント
- ネームスペース
- アポスティーユ
- モザイク
- Voting
次回からはこれらの機能について1つずつ見ていこうと思います。