放置していた自分のsteemitを読み返したら、名文が眠っていた。一筆書きの文章はいい。
今週、急に思い立って、自分のブログの整理をした。
読まれていない記事、つまらない記事をたくさん削除した。
その作業は当然ながら、自分の過去の文章を読み返す作業を伴う。
僕は自分の文章を読み返すのが好きだ。「ああ、1年前の僕はこんなことを考えていたんだな」とか、「ああ、訴訟が起こってしまって消耗していた時期はこうだったなあ」とか、思い出すのがたまらない。自分の成長を実感できるタイミングでもある。
ブログの文章を読み返していて、はたと気づいた。「あれ、そういえばsteemitってあったよな」と。
Googleの検索窓に「steemit」と打ち込み、アクセスする。ログインパスワードはブラウザが覚えていてくれたから、そのままログインできた。
実に半年ぶりのログインである。
「ああ〜!こんな記事書いたな〜!」と、感動した。
僕は文章を書くのが半ば生業になっているので、毎日新しい文章をどんどん作っている。
新しい文章に飲み込まれて、昔の文章の記憶はどんどん薄れていく。見直さないプラットフォームに貯まった文章のことは、すっかり忘れてしまっていた。
懐かしさと共に、半年前に書いた内容を見返す。僕のsteemit運用方針は「思ったことを一筆書きで書く」だったから、どれもこれも一筆書きで書かれた文章だ。
これが、思った以上に名文だった。
例えばこれ。
彼女にとって何が幸せだったのか、ずっと分からないでいる-クリスマスイブの約束をすっぽかされた話
推敲なしの文章であらは目立つが、異常な臨場感がある。
彼女との最後は、いつもよく盛り上がっていた話題、【人生で何に勝ちたいか】だった。僕にも彼女にも勝ちたい相手や成し遂げたい人生の目標があった。
僕と彼女は爽やかに別れ、その後は一度も会っていない。敗北宣言を覆そうとする気力は、当時の僕にはなかった。
あれから丸一年以上が経つ。きっと、彼女は順風に人生を送っていて、あの時よりも素敵な女性になっているだろう。
彼女の隣に誰かがいるかどうかは、分からない。いてもいなくてもどちらでもいいけど、彼女とまたどこかで会えたら良いと思う。
そして、再会した時に、今度は多少の敗北宣言が出されたとしても、食らいついて戦っていける気力のある男でいたいと思う。
僕は、「えっ!オレめっちゃいい文章書くじゃん!」と思った。
一筆書きでドカっと書いた文章は、時を置くと、自分の心に刺さるらしい。
他にも、いい文章だらけだった。
この辺もとても良い。自画自賛で申し訳ない。
・オレがみんなを守るから、誰かオレを守ってくれ-マンガ「武装錬金」に見る、経営者の孤独
・理由は常に後づけだ。「ページをめくる感覚が大事」と言っていた僕は一日で電子書籍にドハマリした。
改めて、「一筆書きいいな」と思う。ストレートに自分の感覚や思いが表出する。これは定期的にやっていった方が良い。最近の僕は、「必要に駆られて」文章を書いていることが多くて、自分のために文章を一筆書きすることは少なかった。
また、一筆書きだと「バズるかどうか」みたいなことを全く気にしなくていいので、自分の書きたいことをグワッと書けるのが良い。世間の評価というノイズにとらわれずに、自分の言いたいことを主張できる。
……以上、長々と書いてしまったが、何が言いたいかっていうと、「思い出したときにsteemitに文章を投稿する習慣、いいよね」ということだ。
半年放置してしまったけど、これからも思い出したときに一筆書きの文章を投稿していきたいと思っている。
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自画自賛、そういうの好きです^^
以前の記事にもUpvoteで報酬が得れる機能があればいいな、と思いました(^_^;)
新しくなったブログ、
何気にむだそくんの「てめえ 噛みつくぞ!」イイですねw
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