③小説を書いてみた※フィクションです!
1話目 https://steemit.com/japanese/@koganekaeru/2r2g3t
2話目 https://steemit.com/japanese/@koganekaeru/2jnddm
水曜日の夜、その日は雨だった。
誠は、仕事を早めに切り上げ自宅に帰り家族での夕飯を済ませ時計を見る。
19時50分。
「ちょっとタバコを買ってくる。」
そう言って車に乗り込むとすかさずスマホを開きLINEを確認する。
既読(20時くらいかな)
その後の返信は特になかった。
誠は車のエンジンをかけ、ランドリーへ向かう。
ランドリーへ着くと1台のワゴン車が停まっている。自販機にジュースを買いに行きながらそのワゴン車の車内を横目で見る。
ランドリーの看板の光が車内に入って運転席にいる理恵がうっすらわかる。
理恵は小さく手を振っている。
理恵は周りを見渡したあと、チョンチョンと助手席を指さす。
誠は自分の車に乗り込むようにそのワゴン車の助手席に乗り込んだ。
バンッとドアを締め、ゆっくりと運転席を見る。
お風呂上りだろうか。シャンプーの匂いと洗濯物の香りがした理恵がそこにいた。
付き合っていた頃の理恵より歳はとったものの、大人の色気がぐんと増したように見えた。
パジャマだろうか、白地のTシャツからうっすらと下着が透けている。
「こんばんわ。。この間はびっくりしたね。」
「あぁ、まさかあんなところで会うなんて。」
「お互いパパ・ママになっちゃったね。」
「ははは、そうだな。」
それからはお互いの近況や最近していることなどを話し始めた。
目の前の洗濯物がランドリーの中で回っている。
今日は雨なのに他の利用者が全然現れない。
窓の外を気にしながら二人は会話を楽しんだ。
ふとランドリーを見ると洗濯物が止まっている。
「あぁ。終わっちゃったぁ。」
「帰らなきゃ。。。」
理恵がそう呟く。
誠は、もう少し話をしていたい気持ちを抑えながら
「オレもタバコ買って帰るわ。それじゃ。」
とわざとそっけなく返事をする。
助手席のドアノブに手をかけ出ていこうとする誠の背中に理恵が寄りかかる。
さっきよりシャンプーの匂いが強くなる。
「また雨が降ると良いね。。。」
「次はいつ雨が降るかな。。。」
と理恵は小さな声で誠に言うと姿勢を戻し、
「じゃぁね。」
と誠に手を振る。
「あぁ。じゃあな。」
助手席から降りると自分の車に乗り換え、誠はタバコを買って自宅に戻った。
続く。
あれ、SF調にするんじゃなかったけ?
ヤバい展開希望♡
ホラーにしようか少し考えたんだけど、そもそもホラーがわかんないし、SFもよく分からないので普通に書きますwwww
続きが楽しみです( ̄▽ ̄)
そう言ってくれと書き甲斐がありますねw
頑張ります。
そう言ってくれと書き甲斐がありますねw
頑張ります。