ZOZO前澤氏の100万円お年玉企画を見て、世界は些細な夢や目の前の事をこなして生きている人が支えていると思いつく

in #japanese6 years ago

みなさん、こんにちは。
正月はどうお過ごしだったでしょうか?
私は、お金もないので近くに初日の出を見に行って初詣に行き、親や親戚に顔を見せに行ったぐらいで、特別なことはしませんでした。
そんな時に、ZOZOTOWNの前澤社長がTiwtterで自身のアカウントをフォロー、記事をリツイートすれば抽選で100万円をプレゼントする、通称100万円お年玉企画のニュースを目にしました。
正直言うと、応募が殺到して当たらないだろう、なんて醒めた目で見ていました。
(でも、応募したんだろ?)
ギクッ! …いや、それはまあ…。
(応募したんか…)
まっ、まっ、まあ、それは想像にお任せするとして、その抽選結果の当選した人のツイートが上がる中で、選考の方法が抽選ではないのではないかとの声がちらほらと聞こえている。
確かに、Youtuberから放送作家など、選考が無作為ではないことがよく分かる。
もっとも、個人の企画なのでどんな選考をしようと、外部が文句を言うのは筋違いなのかもしれませんが…。
ただ、ニュースを見ると当選した人たちは、100万円の使い道についてなんらかの夢を語っており、なんと言うかキラキラ輝いているなと言うのが、個人的な印象です。 なんと言うか、物語の主人公になろうとしている人と言った感じですかね。
こう言う人を、応援したかったのかも知れない。
そんな事を考えていたら、なんとなくモヤモヤする…。 その理由を考えてみることに…。
そして思い付いたことは、多くの人は些細な夢や目の前の事を精一杯こなしていて、大きな夢を持つことはできないが、そう言う人たちが世界や大きな夢を支えていると言う事。
物語は主人公が一番目立っていますが、その主人公一人ががんばって訳ではなく、それを支える沢山の人達がいると言う事です。
そう言う人たちは、ろくにスポットが当たるわけではなく、下手をすれば主人公よりも大変なのに、主人公の夢や世間や家族など、大事なもののためにがんばっている。
もし、こう言う人達が大きな夢や世間を維持するのをやめてしまったら、世界はどうなってしまうのだろうか?
実は、マネジメントではこの点が大きな問題になります。
特に成長期の後半以降に、リーダーは組織の構成員に対して傲慢になりやすいので、それが元で組織に不満が溜まり分裂などの原因になります。
例えば、急成長していた会社が急に社員が辞め出して、気がついて見ると会社に陰りが出はじめてしまったり。
家族で言えば、お父さんが家族に楽をさせるために猛烈に働いていたら、いつの間にか家族はバラバラになってしまい、子供が家庭内暴力や引きこもりなどの問題を引き起こしたりなど…。
そして今の日本も、社会を下から支えてくれる人たちに、そんな事誰にでもできると冷たく当たっています。
なんとなくこの企画を見て、神輿に担がれる人はチヤホヤされ、それを支える人々は冷遇される。
そんな怒りが、自分の中にもあるなと言う事を思いました。