ETH vs EOS
※ポエムです。
今日は彼とお話しして面白かったことについて。
ETH vs EOS はどうなるのか。についてです。
まず Ethereum の歴史について、ぼんやりとおさらいしておきましょう。
私はど文系なので、文系の言葉にほんにゃくしてお伝えします。技術系の皆さま、多めにみてやって下さい。
Ethereum の開発者、Vitalik Buterin 氏はビットコインに魅せられ、彼の仲間とビットコインマガジンを執筆していました。そして、ビットコインには新しい機能が必要だと提唱しましたが、 コミュニティの反応はとても冷たいものでした。だったら自分が新しいプラットフォームを作っちゃる! と彼は仲間を集め開発を続け、2015年7月30日にシステムが稼動しました。
するとどうでしょう。
その年の10月28日に、マイクロソフトがスポンサーになってくれたのです。
https://blog.ethereum.org/2015/10/28/microsoft-to-sponsor-ethereums-devcon1-2/
今でこそ、Ethereum Alliance Members に多くの企業が関わっていますが、マイクロソフトが一番のスポンサーであろうことは想像に難くないことです。
では、Ethereum と日々競い合っている EOSはどうでしょう?
EOS は Ethereum が初めて実装したスマートコントラクトを実装させ、より洗練させた暗号通貨です。Cryptocurrency Market Cap でも古株 Litecoin を抜いて上位に食い込んできましたね。
私は先に話した通り、技術的なことは門外漢なので他の方にお任せします。
EOS の開発者は Dan Larimer氏。BitShares, Steemit を送り出した凄腕です。
彼と Vitalik は常にと言っていいほど、どちらがより優れているかをアピールしているのですが、Microsoft やその他多数の企業(そういえばロシアも暗号通貨の実証実験に Ethereum を使いましたね)がバックについている Ethereum の方が有利なようにも見えます。ブロックチェーンも古いですしね。
先日 Amazon が AWS Blockchain Templets を公開し、ここでも Ethereum が採用されています。Ethereum 搭載 の Microsoft Azure が企業向けのクラウドサービスに対し、Amazon は個人向けでもあるクラウドサービスと理解しています(ツッコミあったら教えてください)。
しかしです。
こうしたインターネット・ビッグ5、Amazon, Google, Apple, Facebook, Microsoft の中で、暗号通貨やブロックチェーンに不気味なほど沈黙を保っているのが、Google と Apple です。Facebook は先日 Mark Zuckerberg 氏が「暗号通貨について理解を深めていく」趣旨の発言をしていたので取り上げません。
私たちは、Microsoft と Google は暗号通貨やブロックチェーンを活用できる技術面においてライバル関係であることに注目し、Google が EOS を取り入れるのではないかと予想しました。しかしこれはあくまでも予想。というよりポエム。Google が独自に開発を行なっていたり、参戦しない可能性もあります。
そしてこれは私の推測ですが、Apple は暗号通貨がシステム的により洗練され、インフラなどが整った時に、スタイリッシュに製品に組み込んでくると思います。
ということで、ETH vs EOS は、Microsoft vs Google の構図になるのではないか? という話。
以上、ポエムでした。
※この記事は ALIS に書いたものを加筆修正したものです。
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とても面白い記事です。ほんにゃくポエムとてもわかりやすいです。こういうことをきちんと把握仕切れていないので、読みやすく楽しませていただきました!
私も全然ついていけません笑
だからこそ暗号通貨は未だ「投機対象」としての側面が強く、「オタクの遊び」としてとらえられることが多いのかと思います。読みやすいものが出てこればいいのですけれどね。