帰省の持つイメージ
こんにちは。瀬潟です。無事に地元の空港に着陸しました。1週間という短い滞在ですが、英気を養おうと思います。
ところで、帰省という言葉からは何が連想されるでしょうか。混雑した新幹線や飛行機、何時間にもなる高速道路の渋滞、お盆、望郷の念...人によって帰省へのイメージは様々かと思います。
ところで帰省と聞くと、なぜか都会から田舎に住む両親の元へ帰る、幼少期から思春期を過ごした地元へと帰る、という印象を受けます。
しかしながらよく考えたら、この帰省という行動はここ50年ほどの人口動態、人口移動に基づいた活動だと言えます。居住地を変えるのは進学か就職のタイミング、あるいは転勤のみというのがこれまでの伝統的な人口移動のあり方だったような気がします。
現在は人口移動が流動的になり、既に都市部(特に東京)への人口集中が進んでいます。そのため、人によっては勤務先の「田舎」から両親の住む「東京」へ帰省したり、高齢の両親が便利な都心のマンションに移り住み、帰省とは言いながらそこは既に自分の過ごした地元ではないということも起こってくると思います。
私も父親の転勤で「ふるさと」がたくさんありますが、やはり帰省の楽しみは両親に会い、中高時代の地元の友達に会うことです。
それでは今回はこの辺で。お付き合いいただきありがとうございました。